2016年4月2日土曜日

福島の中学生AUSケアンズプロジェクト まとめ


上田愛莉
 今日で、オーストラリアケアンズリフレッシュプロジェクトが終わってしまいます。とてもあっという間に過ぎてしまったなと思いました。
 この10日間で成長したことは、英語で少しでもいいからコミュニケーションを取れるようになったことです。まず、出合った人に「HELLO]でもいいから積極的に話しかけました。慣れてくると、習った文法を活用したりしてたくさん話すことが出来ました。最初は自分が言いたいことが伝わるかとても心配でしたが、慣れてきて自信がつくとたくさん話しかけて伝えることが出来ました。また、ケアンズの人たちが私がしゃべっている英語を理解してくれようとしてくれたのでうれしかったです。
 二つ目は、、オーストラリアと日本の関係についてです。私は歴史がとても好きでとても興味を持ちました。日本はオーストラリアと戦争をしていて、日本がオーストラリアのたくさんのところに空爆を落としたそうです。

私はそのことを知らなかったのでとてもびっくりしました。このような話を聞き、自分が知らなかったことを知ることが出来たのでよかったです。とても勉強になりました。私はこの事実を知って今、戦争をしていた頃よりどれだけ平和な世界だといろいろと考えるようになりました。

今まで戦争って怖いんだなという感覚しかなかったけど、この機会を通して自分の考えなども持つことができ成長したなと思いました。
私がこんなに成長したのは、アースウォーカーズの小玉さんをはじめとする支援してくださったみなさまのおかげだと思います。

また、ケアンズの大自然の中でのびのびと福島ではできない経験をたくさんすることができたのもみなさまのおかげです。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。このプロジェクトに協力している皆様がいなかったら私はこの貴重な体験が出来なかったと思います。

このプロジェクトを通して、オーストラリアに行ったから学べたことがたくさんありました。このことをlpれからに生かして頑張りたいです。

約一週間たくさんの人に支えられて、とても楽しく過ごすことが出来ました。これからも福島の現状についてスピーチをし、世界の人に知ってもらいたいです。本当にありがとうございました。
Japan and Australian history. Japan was killed many Australian people. I don't know it. I had a very good experience. I enjoyed my home story very much. Cairns people are very kind and friendly. I want to go to Cairns again.






鈴木真宝 「ありがとうございます」 この言葉を何回言っても足りないくらいこのプロジェクトに協力してくださった方、募金をしてくださった方、見えないところでサポートして下さった方、いつも一緒にいてくっれた小玉さん、さりなさんに心から感謝しています。

私が、このプロジェクトで私が一番強く感じたことは二つありました。それは、「夢を絶対叶えよう!」、「恩返しがしたい!」という思いです。

一つ目の思いは、パロネラパークに行ったときに強く感じました。パロネラパークのお城を作ったホゼ・パネロラさんは夢を死ぬまで追い続けたから、夢-自分のお城を作るという事を実現することが出来ました。

私は、この事を知り、夢を絶対あきらめなければ夢のほうから近づいてくるのではないかと考えるようになったし、夢がかなったときにもう一度ここに帰って来たいと思いました。

この一つ目の似ていて、二つ目の思いにしたのは、私が夢を叶えようと努力すること、何かにチャレンジすることがこのプロジェクトで感謝をしたい方々に出来る私なりの恩返しだと思ったからです。

また、まきさんに「いいお医者さんになるで賞」「笑顔があふれるお母さんになるで賞」をいただいたり、ホストファミリーに「きっと真宝ちゃんならなれる」といってくださったからです。

この期待や応援の言葉は私が夢へと向かうのに背中を押してくれるものであり、夢へと近づく一歩でもあります。私は絶対に医者になる、いいお母さんになるという二つの夢を叶え、少しでも私にたくさんの言葉をかけてくださったかたに感謝の気持ち、恩返しの気持ちが伝わることを願っています。
 私はこのプロジェクトの間、小玉さんの夢の話を聞いている時間がとても好きでした。話を聞いてると胸がわくわくしてきて、「私でも日本、世界を変えられるのではないか?」と思えて、今まで見ていた世界、自分で描く未来が一層輝いて見えました。

小玉さんが考えている原爆ゼロになるという未来が少しでも近づくよう、私が先頭に立ってみんなをひっぱていくのでよくみててくださいね 小玉さん!
 一番「ありがとう」を伝えなくてはいけない両親には本当に言い表せないくらいの感謝の気持ちを伝えたいです。「今日来てくれてありがとう」、「このプロジェクトに参加させてくれてありがとう」「送り迎えをしてくれてありがとう」そして、「私を生んでくれてありがとう」こんなにいい経験が出来たのも、こんなに感謝の気持ちでいっぱいになれたのも、お父さんとお母さんが出会って、産んでくれて、育ててくれたからです。このたくさんのありがとうを体で表すためにもたくさん勉強を頑張ったり、部活を頑張ったりして、「私の人生 世界一楽しかったな」と思えるキラキラした毎日をもらった命で過ごしていきたいとおもいます。本当にありがとう。






尾形涼奈  まずは、アースウォーカーズの小玉さんやsmile with kidsのまきさんはじめ、このプロジェクトの資金集めの段階から現在にいたるまで、協力してくださったすべての皆様に心から感謝しています。本当にありがとうございます。
 たくさんの人々の協力のおかげで、大袈裟だと思うかもしれませんが、今ここに、Cairnsに行く前より一回りも二回りも成長した自分がいます。

私を成長させてくれたのは、大自然の中で最高の友達であり仲間である6人と、小玉さん、サリーさん、数々の心優しい方々と過ごした1週間です。

正直なところ、私は最初思いっきりリフレッシュすることだけを考えていました。思っていたとおり、楽しいこともたくさんありました。

海外の学校見学、さまざまな動物とのふれあい、久々の海、山登り、サッカー、鬼ごっこ、ショッピング。どれも福島ではなかなか体験することが出来ないことばかりで、とてもとても楽しくて、大きな思い出になりました。

でも、楽しい思い出をたくさん作って帰るつもりが、思い出よりも多く残ったものがあります。それは、学びです。
この一週間を通して、たくさんのことを学ばせていただきました。一番多かったのは、スピーチを通して学んだことです。何人もの人の前でスピーチをすることで、人前で緊張せずに話すことが出来るようになりました。

それよりも、福島のことを知ってもらい、理解してもらいこんなにも多くの人が福島の人に共感してくださっていて、サポートしてくださっているんだということを実感することが出来ました。

また、ホストファミリーや現地の人々と交流する中で、異文化に触れることが出来ました。

もちろん英語も上達させることが出来ました。

さらに、戦争についてや、ウランについてのお話を聞き、知らなかった事実を知ることが出来ました。これらだけでも、多くの学びです。

しかし、今私が思う一番の学びは、自分の将来に対しての学びです。海外でホームステイをして、視野が広がったのもそうですが、たくさんの人に感謝の気持ちを持ったことで学びました。

自分には今、何ができるのか、何をしたら恩返しになるのだろうか。Cairnsに招待してよかったと思ってもらえるのか。出た答えは意外とシンプルですが、よく考えると深いです。

それは、自分の無限の可能性を信じて、努力をきちんと積み重ね、夢を実現させることです。

そして、少しでも多くの人の役に立つことの出来るような、社会に貢献できるような、「ありがとう」と「ごめんなさい」をしっかりといえるような、世代のバトンをつないでいけるような、立派な人になって、報告をすることだとおもいました。

そのために、自分を変えます。この経験をフルに活かします。今、やるべきことを見極めてできる人になります。そして自分の夢を実現させます。

少しでも社会を、希望の光が差す方向へと導いていきます。それが私に出来る恩返しだと思っています。素敵になった福島に、いつしかみんなを招待したいです。

 こんなにも貴重な経験をさせていただいて、私は幸せ者です。ただ自分を変えるだけでなく、たくさんの人にこの経験をシェアしていきたいです。

今回この6人で、たくさんの人の支えの中で、大きく成長した10日間を、忘れることは絶対にありません。何度言っても足りませんが、支えてくださった多くの方々、本当にありがとうございました。

また、まだ言えていなかったけれど、今回のプロジェクトに応募させてくれて、理解してくれて、送り出してくれて、応援してくれて、日本から支えてくれたお母さんとお父さん、本当にありがとう。お金じゃ表すことのできないほどに本当に価値というか、実りのある10日間になりました。これからの私の成長を、どうかこれからも見守っていてください。お願いします。  どんなに高価な宝石よりも、どんなにきれいな海よりも、キラキラと永遠に輝く、一生の大切な思い出を、ありがとうございました。






渡邊こころ  私は今回のケアンズでの経験をして、成長したと思うことが2つあります。1つ目は、英語を頑張ろうと思う気持ちが強くなったことです。

最初のほうはまったく理解できずあきらめかけていましたが、少しでも話しているときしゃべる単語1つ1つを聞き取って理解できるような姿勢に変わりました。

また、スーパーでも積極的に英語にチャレンジして、伝わったときは本当にうれしかったです。また、ホストマザーに英語力が上がっていると言われ本当にうれしかったです。

2つ目は、「夢」というものの実現の難しさを実感して(パロネラパークで)今すぐにでも勉強しようと思えるようになったことです。フォゼさんのことを知って、今やらなかったら私の夢は絶対にかなわないと思いました。

なので、苦手なのをなくし、英語力を上げ、必ず夢を実現し、またその夢でもトップに立てる位になりたいです。そして、私がこう成長出来たのは、周りの皆さんの1人でもの力がなかったら出来なかったことだと思います。

なので、みなさん本当にありがとうございました。この機会を私に与えてくれたお母さんなども本当にありがとうございました。

まきさんをはじめとする多くの方々、私をここまで成長させてくれて本当にありがとうございました。たくさんの初めてありがとうございました。本当に本当にありがとうございました。
Dream come true is very difficult. I grow up very good. Thank you very much. I study very hard.






李偕言  今回オーストラリアプロジェクトに参加して学んだことは主に二つある。

1つは遠いオーストラリアに福島のことを心配してくれている人がとてもたくさんいることだ。

今回ケアンズに行くにあたってたくさんの人が協力をしてくれた、アースウォーカーズやsmile with kidsさんを含め、募金してくれた方々や、ケアンズで招待してくださった方、そのほかにも色々な人たちの支援があって、このプロジェクトは成り立っている。これらの人々はみんな、福島を心配してくれ、応援してくれた人だ。海が間にあっても、海を超えたところにこんなにたくさん応援してくれている人々がいるのに感動した。

また、ケアンズの人々のあたたかさを知ることが出来、とても良かった。
 二つ目は、感謝の心だ。僕はケアンズでとても楽しい思い出をたくさん作ることが出来た。

でも、僕が楽しい思い出を作れたのは僕らを楽しませるためにいろんな準備をしてくださった方がいるからこそだ。
1つ目の学んだことでも書いたが、福島を思ってくれ、応援してくれた方がこのプロジェクトを支えている。そのような人々が僕たちを楽しませるためにあちこちに連れて行ったり、見せてくれたり、そのための募金をしたりした。

また僕たちを送り出してくれた親にも、非常に感謝している。

感謝してもしきれないほど、大きなものをもらったりお世話になったと思っている。本当に感謝している。この二つ以外にも、僕が、学んだのはたくさんある。

オーストラリアの大自然や、オーストラリアと日本の戦争など、とても大切なものを他にもたくさんもらい、学び、ふれ、知ることが出来た。福島について伝えることが出来たし、逆に僕が学ぶものもたくさんあった。泣きそうなくらいに感謝するくらいたくさんの人の支えがあった。

本当にこんな経験をさせてくれたすべての人々に感謝する。 I really want to say thank you more and more. Thank you for helping us.






四垂流久  今回のオーストラリアの体験でわかったこと、学んだことは数え切れないほどあります。

その中でも特に学習できたと思うのは、夢への姿勢や初対面の人との接し方だと思います。

英語もケアンズに行ったことからたくさん学んだことはありますが、やはり大切なことはこの二つだと思うのです。

はじめに夢への姿勢について話すとすれば、これはパロネラパークというところで学びました。ホゼさんという人の夢へのまっすぐなところが本当にかっこよくてとても尊敬しました。

自分にあるもの、ないものを見極めていろんなアイディアを考える大切さを知りました。僕には夢があります。ホゼさんのようにとても苦労しないと叶わない夢です。

しかし、今回のことでその夢にまた一歩近づいたような気がします。また、いろんな人から人との接し方を学びました。

オーストラリアの方々は初対面の僕たちをやさしく受け入れてくれて、フレンドリーに接してくれました。あちらでは当たり前だったかもしれないけれど、そのことがとても嬉しく、学ばないといけないなと思いました。

日本にいるとそのようなことがあまりわからなかったからです。小学校に行ったときが一番びっくりしました。僕たちよりも年下なのにとても堂々としていて、いろいろ考えてくれていたのです。

そのときの僕のことを考えると、ここまで違うのかと反省しました。この二点はとても重要なことだと僕は思います。しかし、今の日本の大半がそれを出来ていないのです。まず、そこが課題かなと思いました。
また、歴史の知識においても日本は浅いと思います。例を挙げると、第二次世界大戦です。このオーストラリアに行って初めてわかった歴史がたくさんありました。

日本がオーストラリアを攻めたことも捕虜をいじめていたことも知りませんでした。

歴史においても今においても加害者側と被害者側ではぜんぜん見方が変わっています。当然ですが、加害者側は自分がやったことを正当化しようとしています。

しかし、僕は、その正当化させようとしたときに生じる誤解が、意見の食い違いにつながると思います。そして、それが歴史の重要性を消してしまうのだと思いました。

原田さんは事実を理解してそれを解釈し、教訓化するといっていました。しかし、今は事実しか学んでいません。今後はもっと次のステップに進まないといけないということを知りました。
 今回ぼくはたくさんの人たちに感謝をしています。
いつも優しく接してくれたホストファミリーの方々、オーストラリアの方々、そして僕たちを送り出してくれた両親に感謝をしています。皆さんのおかげでみんなと会えて楽しく過ごせたからです。僕は今回のことを生かして今後の生活の糧にしようと思います。本当にありがとうございました。






以上、中学生たちの最後のレポートです。
一つ前のブログで紹介した動画でこの文章を読み上げた中学生もいたので、重なる面もありましたが、そのまま紹介させていただきました。

2016年の春も福島の中学生がオーストラリアケアンズで成長する日々がめまぐるしかったです。

これまで、ブログでも紹介しているので、詳細は省きますが、新しい経験や学びの中で成長できる場を、アースウォーカーズとスマイルウィズキッズが主催して取り組めている事が本当に大きいと思います。

今後も、原発事故と放射能の影響を受けた子どもたちの支援を続けていけるよう、頑張ります。

いつも長い文章を読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございます。


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