緊張の面持ちでぞくぞくとみんなが集まってきました。
みんなお互いに自己紹介をして注意事項をきいたら、
記念写真の撮影をしました。
見送りに来てくれたパパママに
名残惜しさを感じながらも
ドキドキワクワクして新幹線に乗りました。
新幹線が動き始めると子どもたちは
すぐにトランプをはじめたり、
おにぎりを食べ始めたりしていました。
お互い違う小学校から来ているにも関わらず、
東京駅に着くまでにはもうみんな仲良しになっていました。
東海道新幹線への乗り換えは乗り換え時間も短いため、
今日一番の難所と思われていましたが、
東京駅の大混雑の中でも、みんな一列にきちんとならんで移動し、
成功することができました。
新幹線のなかでは再び新幹線に長時間乗らなければならないため、
飽きる子がいたり、疲れが見え始めたようで眠っている子も
ちらほら見えました。
一般客も同じ車両にいたため、
前に座っているひとの座椅子のリクライニングや
大きな声を出せないということもストレスになっているようでしたが、
京都の景色をみたり、福島の風景と比較したりして感動していました。
2日目以降使用する、
それぞれの班のオリジナルの旗づくりでは、
ひとりひとりが工夫を凝らし、
時間をかけて自分の色を出したものをかきあげていました。
博多駅からバスに乗ると、
初めは運転手さんからのジュースの
振る舞いにテンションが上がっていましたが、
だんだんと子どもたちは「あとどれぐらいでつくの~?」
と言い出すようになりました。
『トイ・ストーリー3』の鑑賞がはじまると
みんな夢中になって画面をみていました。
次の『プテラノドン』という恐竜映画は賛否両論でしたが…。
疲れとバスの揺れで体調がすぐれなくなってしまう子も
2,3人いましたので途中こまめにトイレ休憩を
挟みながら天空カフェ ジールを目指していきました。
北熊本のサービスエリアでは
おこづかいで家族にお土産を買っている子もいました。
夜道急な坂を懐中電灯で照らしながら登り、
疲れ切った表情でジールにつくと、
そこには宮崎大学のおにいさんおねえさんたちが
アーチをつくって元気よくお出迎えをしてくれました!
そのほかにも変装をしたお兄さんもいたり、
歓迎の看板をつくってくれていたり、
ハイタッチをしながら歓迎をしてくれて、
手作りの野菜たっぷりの美味しい料理を
バイキング形式で皆で食べてとても
満足そうな表情をみせてくれました。
台風による大雨により途中、高速道路ではなく
公道を走ったためスケジュールに遅れがでてしまいましたが、
大きなトラブルもなく1日目を終えることができそうです。
あとはみんながちゃんと早く寝て
しっかりと疲れをいやしてくれることを祈っています…
文責:福島大学2年 吉澤杏奈
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