2013年8月22日木曜日

福島の高校生がポツダム広場で感じた日!


ポツダムDay! 世界遺産のお城や、ソ連、アメリカ、イギリスがポツダム宣言を話し合った会議室や、広島長崎に原爆を落とす命令を下したトルーマン大統領邸宅前に被爆した石をモニュメントにしている広島長崎広場など訪問。
ベルリン自由大学では日独教育システムの違いを学び、ドイツでは消費税は高いケド高校も大学も学費無料で、日本は消費税が上がるのに学費も上がっているからおかしい事などを発見。
(ポツダム会談の会議室 上に米英露3カ国の国旗)
学校もテストや受験のための暗記やひたすら黒板を書き取る授業ではなく、ドイツでは考えてディスカッションしてスピーチするなど、一人ひとりが将来社会に役立つ能力を身につける事が求められる。
ドイツのシステムから日々学ぶ中、この日くらいから、もっとドイツに残り学びたい。帰りの飛行機は延期できないのか?と彼女らもドイツを満喫するだけでなく、もっと成長したいと思いをぶつけてくる。
今回のプロジェクトは、準備の段階も資金集めも困難だった事が多々あったが、そんな苦労も彼女らの成長が笑顔が涙が、すべて吹っ飛ばしてくれて、私もワクワクする。
文責:小玉直也
(引率者 宿泊の受け入れ協力の具志さんがアイスをプレゼント)

武藤さやか
今日はポツダム見学。サンスーシー城とツェツィーリエンホーフに行きました。
印象的だったのは実際にポツダム宣言の会議をした会議室がそのまま残されていて、日本語の案内をたくさん聞きました。
そして、ドイツの分配などを話し合っているこの地で米国トルーマン大統領が広島長崎に原爆を落とすよう指示した場所だと聞いて、もし日本が早く降伏を宣言していれば、広島長崎であんなに多くの犠牲者は出なかったんだろうなあと思いました。
ランチは近くの湖畔のレストランでソーセージやジャーマンポテトやプレッツェルなどドイツで有名な物を食べれて良かったです。
最後に福澤さんがベルリン自由大学でドイツの教育システムについての講義を聞きました。
聞きながら自分にはドイツの教育法が向いていると感じました。
ドイツでは皆、積極的に挙手し授業に参加しているが、日本では先生の話しを聞いて板書を書き続けるという単純作業だけなので、これからは自分で意欲的に授業に取り組もうと思います。
(フリードリヒ2世の書斎前にて)
庄子時央
今日はポツダムへ行った。フリードリヒ2世が建てた、大きくて美しい、夏の離宮サンスーシー宮殿と、ツェツィリエンホーフ宮殿へ。
昼食後に行ったナガサキ•ヒロシマ広場では長崎と広島から被爆した石が飾ってあり、その石の正面には、ポツダム会談に出席していたトルーマン大統領が原爆投下を指示した際に宿泊していた邸宅がある。
最後のベルリン大学ではドイツの教育システムの講義でドイツでは10歳程度で進路を選択する時期があり大学に行くコースなどを決めるそうです。
私はドイツの教育システムを良いと感じた所と難しいと思った両面を感じた。
ただ、高校、大学の費用が無料という所などはうらやましい限りである。
(サンスーシー宮殿の中庭にて楽しいドイツを表現)
菅野莉央
サンスーシー宮殿とは「憂いが無い」という語源で夏の離宮としてつくられたそうです。
ユネスコの世界遺産にも登録されていて、外見も内装もとても綺麗でした。
次に行ったツェツィーリエンホーフ宮殿で聞いたポツダム会談では歴史で学んだ表面的な事でなく詳しい会談の様子を学ぶ事ができました。
ヒロシマナガサキ記念地ではヒロシマとナガサキの大きな石が置いてあり、目の前にトルーマンが滞在していて原爆投下の命令を下した邸宅があり驚いた。
しかし、日本と異なりそういう場所の一つひとつが、隠されたり壊されたりせず人々へ伝えられているところがドイツらしいと思いました。
ベルリン大学で聞いた話しでドイツの学費が無料と聞き、高卒の資格をとればいつでも大学入学できるシステムもいいなあと思った。
日本もそのようなシステムにしてほしい。また、学費も無料にして金銭的問題で大学へ行けない人がいなくてすばらしいと思いました。
(ベルリンのバス停で女子会)
宍戸藍子
今日は広島長崎原発について結構ふれた。。。よね??
お城キレイだったぜ!! 笑
思ってたより小さかったね 笑
戦争のとき、日本はかなりがんばってたらしい。
変にがんばって、なかなか降参しなくて、だから原爆落とされた。
早く降参すればあんなこと起きなかった。
福島も、まだ続けるの??
ほんで大学♪
ドイツの教育!!◎
タダってとこがいーね 笑
てか、4年生のとき進路を考えるとかビックリ!!
うち、4年生のとき何してたろ~。。。
遊ぶのに夢中してたw
そこはかわいそう。
(ナガサキ ヒロシマ広場にて折り鶴をたむける)
久保田深生
今日はまずみんなと行ったサンスーシー宮殿は世界遺産にも登録されていて、壮大な建物と庭園はとても印象的でした。
ランチで湖を眺めながら湖のほとりでプレッツェルとソーセージを食べデザートのアイスも最高でした。
午後はヒロシマ、ナガサキ記念地を見学しました。
日本人としてすごく身近に感じ、当時の被爆したヒロシマナガサキの石があの頃の恐ろしさ、そして多くの命を失った重みを物語っていました。私はそこに鶴を折り置いてきました。
ベルリン自由大学ではドイツと日本の教育の違いについて話し合いました。大きな違いとしてドイツは受験勉強というものがなく、卒業試験に受かると大学の入学許可が出ると聞いてとても驚きました。またうらやましく思いました。
(ナガサキ ヒロシマ広場で説明後の黙祷)
佐々木泉
広島長崎広場で書いてあった日本語は不自然に感じた。もし日本が早く降伏していれば、今の日本は変わっていたのかもしれないなあと思いました。その後、具志さんにごちそうしてもらったアイスが美味しかったです。
ベルリン自由大学での福澤さんの話しを聞いて、やはり日本は教育やお金などの面で大きく返る必要があるなあと思いました。
ドイツにいると日本はまじめすぎてバカバカしく思えてきます。
そんな中で今まで平然と勉強などをしていたんだなあと思うと帰りたくなくなります。何のための学校なのか。何のための授業を受けて何で大学に行くのか。日本は教育方針を変えるべきです。
もう、国のあやつり人形のように与えられものをこなすだけでなく自分で考えて、今後を決めていきたいと思いました。
(ポツダム宣言の会議に参加した米英露の3カ国代表)
阿部美帆
午前はサンスーシー宮殿とツェツィーリエンホーフ宮殿の見学。
古い建物なのに保存状態が良く昔の物がそのまま残されていてすごいと思いました。
ベルリン自由大学ではドイツの学校の制度などについて話しました。
ドイツの大学はお金がかからず自分のやりたい事を優先できることがとてもうらやましいです。
日本はとりあえずテストのために暗記ばかりで身になる勉強法ではないことをしていて、なんだかおかしいなと思いました。
今すぐにドイツのような制度にすることは出来ませんが、自分で意識をしながら勉強したいです。
(ベルリン自由大学にて福澤の話しを聞く)
石橋未来
サンスーシー宮殿は外装も素晴らしかったのですが、内装はさらにすばらしい装飾がほどこされていました。また宮殿から庭への眺めもとても綺麗でした。
次にツェツィーリエンホーフ宮殿では、米国、英国、ソ連の3カ国の首脳が集まりポツダム宣言が表明されました。
実際に会議が行われた会議室では雰囲気がその部屋だけ違うような感じがしました。
午後に行った、日本から遠く離れたドイツに原爆を忘れないためのヒロシマ、ナガサキの記念碑があるなんてすごいと思いました。
最後に行ったベルリン自由大学では日独の教育について福澤さんから聞きました。
私は金銭的理由から大学を国公立の選択から考えていたので、ドイツでは授業料が無料だと聞きうらやましく思いました。
またドイツでは大学に受験競争や入学試験がなくて、うらやましかったです。
日本では大学に入るためだけに、将来にはあまり使わない暗記ばかりのテストのための勉強を必死でやって、本当に大切な物を忘れているのでは無いかと思いました。
例えば、考える事、自分の意見を発言する事など社会に出たときに、本当に大切な能力です。
ドイツの学校では生徒の意見を大切にされているし、考える事を一番にした授業をやっていると感じました。
しかし、一番大切な事は、教育の方法だけでなく自分の気持ちの持ちようだと思いました。
考え方次第では良くも悪くもなると感じました。私はぜひ帰ってから良い方向になるように努力していきたいです。
放課後はヘレナとユリアと深生ちゃんで夕食を協力しながら作って食べました。
いよいよ明日でみんなと行動できるのは最後です。
いっぱいいっぱい楽しみたいです。
ヒロシマ ナガサキの被爆した石のモニュメントと右奥にトルーマン邸宅

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