2013年9月7日土曜日

東北ボランティア5日目 9月6日

9月6日(金)福島ボランティア活動報告5

今日は、午前中は浪江町の海の近い所を中心に見にいきました。
4日の見学でも衝撃を受けましたが、そのとき以上の衝撃を受けました。
流された船がそのままになっていたり、津波で流された家の土台だけが残っていたりと
「ここで暮らせる様になるのは、今から何年後になるんだろう?」と純粋に思いました。

オリンピックで国を盛り上げたり、経済を活性化させて未来を良くしていきたいという思いは分かりますが、原発の問題はいまだに解決されていないし、全然復興していないところもある。
それを解決せずにして日本全体の明るい未来があるとは思えません。
今、悲しみ苦しむ人がいるならいま助けなくちゃいけないと僕はそう思います。

午後からは、足湯のボランティアをしてきました。
1対1で、10分から15分ぐらい足湯をしながら、手のマッサージをして、
おばあちゃんやおじいちゃんと話しをしていたのですが、ある1人のおばちゃんが
「仮設はせまい。」とぼそっと僕に言ってくれました。

まわりの人たちも同じ思いをしているから普段はそんなこと言えないのでしょうか。
僕は、その言葉が本音なんだなと思いました。
そんな本音を聞けたのは足湯でリラックスできていたからなのかもしれません。
足湯って素晴らしいと思いました。これからも、ずっとつづけていってほしいと思います。

足湯終了後、小玉さんと一緒に南相馬市鹿島区にある木音というそば屋さんのお母さんとお話をしてきました。
当時のことやその後の話しなど、さまざまなことを聞きました。

一番、聞いていて辛かったことは「南相馬市っていうだけで毛嫌いされる」ということでした。

小玉さんの講演でそのようなことを聞いていましたが、やっぱりあるんだなとすごく胸にささる思いでした。
間違った知識や情報がこんな苦しみを生んでいるんだなと感じました。
ものごとを、正しくみれて、正しい判断ができる大人になっていきたいです。

またその後、小高区にラーメン屋を経営していた高木さんという人の話しを聞いてきました。
当時、どれくらいまで水がきていたのかなど、またここでも、さまざまなことを聞きました。
話しを聞いていると突然、
「あれ、ここにレジあったのにな。盗まれたか、多いんだよな」
といいました。

盗んだ人が、どういう心境だったのかわかりませんが、かなり悲しい気持ちになりました。
これ以上、悲しませて何になるんやろ・・・・

文責:須見


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○●気仙沼ボランティア3日目●○

今日は、水梨コミュニティー仮設住宅に行きました。
ここも2年前に来た所で、時計を寄付させて頂いたところです。
今もしっかり動いていました。


アースウォーカーズのHPのトップページを飾っているおばあちゃんと再会したので、
今回も記念撮影!!
なんか2年前よりもお元気になっていらっしゃるように感じました☆


そして、今日集まって下さったみなさんともパチリ♪


今日は、集会所のお茶っこ会の日で、みなさん手芸や編み物をしながら、
お茶を飲まれていました。
男性の方々は、将棋や囲碁を楽しまれていました。

なんだか、とても仲が良い雰囲気でいいなぁと思いました。

みなさんがお茶をされているところに、来週引っ越しをされる方が、挨拶にきていました。
このように、少しずつですが、仮設から出て行かれる方がいるようです。

でも、自分で土地や資金のメドがつく方達だけなので、まだまだほんの一部のようです。
行政が発表している計画では、
平成27年に宅地の整備をして、28年から建設が始まるだろうとのこと。

まだまだ時間はかかるんでしょうね〜

また、時間を作って来なければ!と思いました。


♪今日の気仙沼弁講座♪
NHKのドラマ「あまちゃん」で「じぇじぇじぇ」と言っていますが、
気仙沼では「バババ」と言うそうですよ〜♪


文責:あこロジ〜☆

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