2月19日(火)
福島大学災害ボランティアセンター2年の矢吹です。
御池青少年自然の家に別れを告げて、渡辺さんのガイドで霧島ジオパークをバスで周りました。
この日も昨日に引き続きの雨。。。
渡辺さんに色々説明や紹介をしてもらったけど、あいにくの雨で、
バスの窓から見るだけだけになってしまったので、早く晴れて外で遊ばせてあげたいです。
でも、雨で子どもたちのテンションが下がっているかと思いきや、バスの中では相変わらずの元気っぷりでした。
そして、イチゴ狩りへ!
この日は菊池さんのご配慮により、急きょ予定を変更し、
イチゴ狩りが午前中に加わりました。
食べ補題のイチゴ狩りでは、真っ赤に染まったイチゴを自分の手で摘み取り、子どもだけでなく大人の方も幸せそうな表情を見せながら、大きなお口の中に運んでいました。
あまりの甘さにみんな揃って「美味しい!!!」の声。
今の福島ではできない体験に、お昼前にも関わらずお腹いっぱいイチゴをほおばっていました。
イチゴ狩りが終わってバスに戻る際に一人の男の子がホトケノザという野草を持ち帰ってきました。
バスの移動中にそのホトケノザの花びらを一片ずつむしり取り、花の蜜を吸い始め、
「この花びらは甘いから当たりー、こっちは味がしないからはずれー。」
と言いながらすべての花びらの蜜を吸っていました。
「あっちにはばい菌があるからできないんだー」
とぼそっと言っていたのを聞いて心が痛みました…
自分も小さい頃は通学路の花の蜜を吸ったりしながら登下校をしていました。
今、子どもはそのような身近な自然とふれあう事が出来ない状況にあります。
これから成長していく過程の中でこういう自然を知らずに大人になっていくのは正直不安がたくさんです。
宮崎に来てこういった行動が自然と出てくる事は微笑ましい事であり、自然とのふれあいを少しでも多く経験してほしいと感じました。
昼食は新鮮な鯉料理が味わえる“泉の鯉”へ。
庭にはたくさんの鯉が泳いでおり子どもたちは餌をあげながら、餌を食べる鯉の姿に夢中になっていました。
店内に入り ~にじますの天ぷら、鯉こく、鯉のお刺身~ と料理が運ばれてきました。
まるまる一匹の天ぷらに子どもは大喜び!
こくのある汁にお母さん方から「うちでも作ってみたい。」と声が飛び、
川魚を食べた事が無かったおばあちゃんが鯉のお刺身を食べて、鯉の美味しさにびっくりしていました。
ほんの数分前まで泳いでた鯉の新鮮さは格別ですね。
鯉の美味しさに舌鼓を打った後は淡水魚水族館へ移動。
狭い館内には世界中の様々な魚が泳いでおり見所たくさんです。
日本では見られない大きな魚に子どもたちは目を丸くしていました。
鯉を食べた後に水族館というのも面白いですね(笑)。
水族館を出発し、小林の方々とお別れをして宮崎市へ移動。
バスの中ではみんなお疲れだったのかお昼寝をしていました。
宿泊先の青島青少年自然の家に到着し。
館内の説明を受けてすぐさまバスで移動。
サンフレッチェ広島と交流するためシーガイアへ。
福島県出身の高萩選手や東北にゆかりのある中島選手がお出迎えをしてくださり、お話をしたり、一緒に写真を撮ったりして交流させていただきました。
プロの選手という事でお子さん以上に大人の方のテンションがあがっていたのでは?
その後、お土産を貰い、練習を見学しにいきました。
私もサッカーが好きなので子どもたちと同じように興奮していました。
滅多にする事が出来ないプロ選手との交流の経験は良い思い出に残ったのではないかと思います。
交流後、青島青少年自然の家に戻り夕食を食べた後はオリエンテーションという事で、小川さんが来てくださり、手遊びをしたり、紙芝居を聞かせてくださりました。
子どもたちはみんな夢中になっており、子どもの心をうまく掴んで交流を進める様は素晴らしかったです。
オリエンテーション後はお風呂に入り、三日目も無事に終了。
今日も色々楽しかったけど、まだ外で思いっきり遊べていないので、
子どもの外で遊びたい気持ちが最大限になっていると思うので明日こそはよい天気に恵まれ、外で遊べたら良いなぁと思います。
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