2018年9月6日木曜日

広島豪雨災害ボランティア2日目

広島支援2日目は呉のボランティアセンターに行き、豪雨水害被災地での支援を開始しました。


この日の呉ボランティアセンターでは249人が活動に参加する中、宮崎からの大学生たちは2チームに分かれ活動しました。


初めてのボランティアばかりの大学1年生2年生なので、まずは、ボランティアの登録からしました。
その受付には広島市内の女子大生4人が連日活動しているそうです。


そのあと、簡単なレクを受けボランティアに振り分けられていきました。
そして、ドリンクやマスクなどを各自補充して、マイクロバスに乗って現場に移動しました。



チーム1は、広白岳地区のおばあちゃんの家の支援に入り、地元の呉の方と4人で活動しました。


絶望の淵で苦悩するおばあちゃんの家の泥を出したり畳を干したり。それまでおばあちゃんが一人でやっていた作業をサポートして、ずいぶん助かった模様です。


チーム2は、音戸地区への支援をしました。
ここは泥だらけで重機が入ることができず、重機の入る道をつくための泥だしをしました。


わずか10mを7人がかりで必死にやるも、なかなか大変で苦労しながらの活動でした。


詳細は下記の学生たちの感想に掲載されているのですが、紹介したいお店が2店舗あります。


呉駅前にある大和温泉物語は、一人1,200円ほどする入浴料をその日のボランティア証明を持っていくと無料になるそうです。


この温泉は、広々としてジェットバスや2つのサウナ、開放的な露天風呂など本当にゆっくりくつろげます。


こういう施設があることで、多くのボランティアの疲れも取れ、明日の活動の活力になるし、呉の復興に力になっていると感じます。



そして、もう一軒、お好み焼き「めいじ」さん
ここは、お好み焼きが半額になるという大サービス。


しかもめっちゃ美味しかったです。
ぜひこういうお店がある事も知っていただき、みなさんが呉にいくきっかけにもなってほしいと思いました。


ほかにも、10%オフや30%オフやドリンクサービスなど多くありましたが、本日利用した2店舗を紹介させていただきました。





以下、活動している学生のコメントです。



わたる:今日は初めてのボランティアということで、実際にやってみて、軽作業と言われていたので、楽かなあとおもっていて、実際やってみたら、一人暮らしのおばあちゃんの家を支援をしてきた。おばあちゃんは一人でやっていて、圧迫骨折した家に支援に行く。あらためて大変さを実感しました。伝聞とは違い実感した。


話を聞くと、うつ病になって死んだ方がマシだと思うくらい追い詰められた。精神的にもきつい。話を聞いてもらうだけでもありがたい。何をするにも感謝されやりがいを感じたし頑張ろうと思った。
来る前は力を使う作業を想像していたけど、被災者と接する時にはメンタル面も大事だと思い、明日から被災者と向き合っていきたい。


一緒にボランティアをした地元の方に、甚大な被災した場所に案内してもらった。大きな川が流れていたみたいな場所。受水場と書かれていたところが上からの、土砂とぶつかる瞬間に重機が飛んで言ったり電柱が折れている残骸がいっぱいあったし、道路も途中で切断されていたり、その地域は土砂崩れがあったことによって、本流を埋め立てて、大きな流れがあった。


グーグルマップを見たら、棚田になっていたところがえぐられて川になっていき、いま水が流れ小川となった。政府は公共事業で人工的な川に元に戻すと言っていたが、地元の人は自然の川のままの方が良いと反発していた。





ゆうだい:わたるさんと一緒のところに行って、ありがとうと到着した瞬間に言われ、素直に嬉しかった。駐車場に畳を出して干したり、やっていると聞いて、大変さを実感した。おばあちゃんの話を聞くと、聞かれるだけでも嬉しいと言ってくれて、自分も嬉しかったし、おばあちゃんのためにもなれたのかなあと実感した。


積極的に話をするのは出来なかったので、明日から自分から聞くことで、嬉しいと思う。今日は呉出身の方々と一緒に動いたので、その方々からいろいろ聞けたのも良かった。





イデジュン:自分はオンドのさきおくに行って、あつし、デニツと同じ班で7人で班を組んでやっていた。家の周りの土砂があるが、狭くて重機が入れないから、重機が入れるよう土砂を運ぶという作業をしていた。15分くらい作業して長めの休憩をとるという繰り返し。15分の作業でも疲れる。自分が疲れても土砂の撤去がなかなか進まず、自分の力の小ささにヘコみました。


リーダーもボランティア3回目でなれている方で効率のいいやり方や助言をしてくれて、分担してくれてできたので、その人がいてありがたかったと思った。その一方でその人に言われたことをやるだけだったので、明日、明後日の残り2日は自分でも考えて動けるようにしたいと思った。





あつし:自分も同じで土砂の撤去をしたのだが、これから重機を入れる場所。そこまでの土砂の山を見て衝撃的だった。被害がそんなにない所に周りの土が盛り上がっている家があって、ギャップというか、被害にあっている地域の土砂に衝撃だった。重機が入れない所に土砂を運んだ。


被災者の人はいなくて、土砂をただひたすら作業をしつづけた。ハイペースでどんどんやって行くが、終わりが見えない。土砂は減っては行くが、災害の前の状態に戻すが、やっと地面が出てきた場所がすこし見えて来る。元々の地面が見えずに終わった。たった10mくらいを4時間くらい必死にやっても全然終わらない、自然の災害の恐ろしさを感じた。


自分は聞ける機会がなかった分、呉の方の一緒にボランティアをやっていた人に聞いた、水が断水になり、ガソリンが買えなくなり不安が増して言った。地元の自治会長さんが、地元の人は失った喪失感。地元の人はやる気がモテないから、ボランティアが頑張っている姿が、一歩元の生活に近づくことで希望がすこし見えて来る。と感謝された。


呉災害ボランティアセンターに朝初めて行った時に、たくさんのボランティアさんがいて、遠方からボランティアに来てて、みなさん、いい人で言ってくれる人がいて、人の暖かさを感じる事ができて、良かった。





デニツ:今日は自然災害のボランティアを始めてやった。体を使って、今日は楽しかった。他のボランティアもめっちゃ優しくて、チームスピリットもあり、本当に良かった。始めた時にボランティアやって、これは本当に


ボランティアは普通の人間。ボランティアをやっていて重機ができない場所を人のちからでどんどん良くなって行った。大学の勉強やバイトをした時はいつでも自分のためだけど、今回は家族でもなく、他の人の為に活動することが気持ちよかった。そして、一緒にボランティアした人に宮本さんと佐々木さんという人がいて、問題ないのか?と聞いた。宮本武蔵好きの自分が問いかけた。


支援の寄付は下記までよろしくお願いします。
http://earthwalkers.jp/pg622.html

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