7月20日日曜日に清武郷土祭りが行われ、
私たちアースウォーカーズもチャリティー出店をさせていただきました。
宮崎大学と宮崎公立大学から合計18人の学生が出店に参加しました。
たくさんの待ちきれない子どもたちが、
出店時間前から金魚すくいに来てくれました。
やはり子どもたちの笑顔には心が洗われますね!
準備の苦労も忘れさせてくれる程の笑顔が溢れていました。
そして、何より誰よりも我々学生自身が祭りを楽しめていました。
フランクフルトやビールに関しては前半こそほとんど売れず、
不慣れだったこともあり、たまに来て頂くお客さんに対しても
商品提供までにお待たせする事もありました。
練習と言いながら自分たちでお客さんの役をして買ったりもしていました。
しかし、日が落ち始め神輿行列や会場ステージが盛り上がるにつれて、
どんどん会場内を人が埋め尽くし、そのうち少しずつ売り上げも伸びて行きました。
接客の仕方や売り文句など色んなことを試行錯誤しながら、
全員で協力し合い声を出し合い、祭りを盛り上げていた情熱は、
そこにいたみんなが同じように感じていたことだろうと思います。
チャリティー出店とは言いながらも、
商品は通常または少しお手頃な価格で提供しており、
子どもや参加者の人たちに喜んでもらうことを一番に考えていました。
ビールの氷が無くなり提供出来なくなる問題も起こりましたが、
フランクフルトは会場に準備していたもの全て、
また金魚もほぼ完売の状態でした。
赤字の心配も跳ね退け、次に繋がる活動になったと思います。
また、テント内にはアースウォーカーズの活動紹介の
ポスターや報告集なども展示しており、興味を持たれた方に
学生がお話や説明をする場面も見られました。
中には学校で東日本大震災について勉強していて、
私たちの活動について発表したいと言ってくれた
小学六年生の男の子もいました。
その気持ちが、私はとても嬉しかったです。
今回アースウォーカーズの出店に来てくれた人たちの
祭りを楽しむ気持ちの中に、被災地について考えてくれたり、
支援の活動に興味を持ったりする思いが、
少しでも混ざってくれていたら良いと思います。
祭りが終わり、行ったミーティングで、
一人ひとり感想発表の場を設けました。
その中の感想を、いくつか紹介します。
企画から準備まで関わって、
自分たちで何でもやる事の大変さや意義を知った
(ぶっちー 工学部1年)
集める時間の連絡や準備の要領など、
良い意味で来年以降への課題も生まれた
(かな、さくら 教育文化学部1年)
今回生まれた課題を8月のサマーキャンプにも活かしたい。
(まりっぺ 農学部1年)
始めは売れるのか心配したが、
皆の協力や呼びかけで最後には完売して良かった。
(さんちゃん 教育文化学部2年)
学生だけで行うので不安も多かったが、
ケガや事故も無く大成功して本当に良かった。
(たか 工学部4年)
ほんとに抜粋の文になってしまい申し訳ないのですが、
多くの来年以降の活動へ繋がる意見が出ました。
特に今年は、小玉さんは米沢保養プロジェクトなどで福島へ行かれ、
部長の時枝さんは祭り全体の役員をされていたため、
初めての1、2年生が中心での活動となりました。
祭り班を発足して小玉さんなど大人の方々にも支えて頂きながら、
学生が中心になり準備を進めてきました。
祭りが近づくにつれ、部長の時枝さんや
4年生の先輩方にかなりのサポートをして頂き、
ようやく当日を迎えることが出来ました。
みんな慣れない事ばかりで上手くいかないことや
衝突も少なからずありましたが、
それも含めて大きな成長の場になったと思います。
私自身、先輩方の存在の大きさを改めて感じさせられました。
アースウォーカーズの学生として、
先輩方の意思と熱を倍返しに繋げていけるよう、
一歩一歩成長して行きたいと思います。
なお今回のチャリティーでは、約6万円の募金が集まりました。
ありがとうございました。
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