文責:小玉直也
前述の「福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ」に参加した子どもたちが落ち葉やドングリを必死に拾って持って帰った。
母親達が「2年ぶりに落ち葉に触ったんです」と語るのを聴いて、宮崎県綾町のママ友が集まり、綾町の保育園を巻き込んでドングリや落ち葉を集め始まったドングリプロジェクト。
翌月、大阪府枚方市で開催された講演会に参加した保育士が私たちの園でもやってみようとあつめる。
そんな福島から遠い保育園児たちが集めた落ち葉が福島県郡山市の保育園に届けられた。
以下、綾町の3つの保育園の園児たちを紹介します
この日、みんなの集めた落ち葉の中から探した松ぼっくりやドングリを手にしながら
福島の子ども達は大きな声で叫んだよ!
「みやざきの おともだち ありがとう!!!」
その様子がTBS系列のTUFの夕方のニュース「スイッチ」で報道されましたので、ニュースが見たい方はDVDがあるので連絡ください。
左から小玉、時枝(宮崎大)、阿万(宮崎産経大)が子どもたちにプレゼントする際、テレビで放送された映像より
福島民友新聞社にも翌朝刊に紹介されました。
保育園では外遊びが制限され、放射能がついている可能性がある、落ち葉やドングリに触る事ができない。
1歳児〜3歳児は生まれて初めて落ち葉やドングリに触るんですと語ってくれた保育士さんの目にあふれる涙が忘れられない。
思わず、問いかける
なぜ、福島の子どもは自然に触れられないのか?
なぜ、危険と分かっている放射能を、管理できない放射能を、処分場も決まっていない放射能をそれでも使い続けるのか?
なぜ、もう少し我慢できないのか?便利さとコストを追求するあまり、子どもたちを、動物たちを、自然を、地球を傷つけ続ける事を選択してしまっている私たち。
今日、電気を使っている方にお願いがあります。
福島の子ども達が今日もストレスを感じながら生きている事を忘れないでほしい。
そして、再稼働してほしくないが、する際は最低2つのお願い。
1、アメリカ政府が危険と判断した80km内の住民にどのようなリスクがあるか説明し、全住民が納得してからにしてほしい。
2、想定外という言葉を使ってほしくない。どのような地震がきても、どのような津波がきても、北朝鮮がどのような行動をしても、原発事故は100%事故が起きないと決定してからにしてほしい。小動物が入って停電しておびえるのはごめんです。
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