2020年4月15日水曜日

第3回 COVID-19 Stay Home Project! 高校生たちと考える持続可能性! エネルギーの専門家と考えるコロナ後の持続可能な社会

 4月12日(日)に3回目のStay Home Project!を行いました。

 Stay Home Project! 3回目は、ベルリン在住でフリーのエネルギー専門家として、調査、コンサル、通訳等に携わる「西村健佑さん」に実践的オンラインワークショップを行っていただきました。
 今回は42人と多くの方々に参加していただきました。
 参加者は付箋を用意し、自分の考えを書いて参加者全体で共有しました。全体の意見をまとめたホワイトボードは意見でいっぱいになり、とても有意義な時間となりました。オンラインでもワークショップを行うことができると気づかされました。
 ワークショップの中では、高校生、大学生、社会人など普段関わる機会が少ない人たち3人ずつに分かれて意見交換をしました。高校生が大学生や社会人にインタビューをするなど面白いワークショップとなりました。
 では、今回参加していただいた方の感想を紹介します。

①長島美侑
前置きにありましたように、否定的なことば(しかし、でも、いや)などをつかってはいけないことを振り返ってみると意外と身のまわりにあって、意見が否定されて嫌な気持ちになり、発言者に対しても失礼であることを改めて感じ、身が引き締まりました。将来の就職先でも気をつけます。また、グループワークを通して、変化に気づくことはあっても、持続可能の観点から自分で改めてデザインするという活動が非日常的でした。学校ではグループワークのときに、答えのある問いに関しては、解答とそこに辿り着くまでの過程、答えのない問いに関しては、解決策とそう考える理由をあげることが多かったので、解決策をあげない、つまり課題解決を目指してしまうのではなく、話し合いの内容を取り上げるディスカッションは学校ではあまり必要とされてこなかったと思いました。感染症収束後の新しいビジネスモデルが必要とされているということで、成功のジレンマや経路依存に陥らないように気をつけながら、今ある技術が使われたビジネスモデルを自分でも考えてみたいです。参加してみて得るものが多かったです!ありがとうございました。
②Io Hirano
ドイツのエネルギー転換の政策を詳しく説明していただき、とても勉強になりました。再エネ普及はあくまでも最終目標であり、達成のために数年ごとに細かい目標を定めているというのは始めて知りましたが、具体的でより実行力を上げるものになる良い方法だと思いました。ドイツでは環境破壊、汚染に対する問題意識がはっきりとしていますが、日本ではまだまだ国としての意欲的な取り組みは見えません。環境問題に取り組むにはやはり経済成長を阻害しないという証明が必要であり、ドイツではどのようにデカップリングを浸透させていったのかが気になりました。
ワークショップでは、お菓子の消費が予想外に人それぞれ全く違う意見を聞くことが出来面白く、また変化について掘り下げ、新しいアイディアを生み出していく方法は今後色々な場面で活用できそうです。
最後になりなしたが西村健佑さん、貴重なお話をありがとうございました。

③Ito Miyu
元々再生可能エネルギーについて学ぶことが好きでしたが、今回の企画でより一層情熱が深まりました。改めてドイツのエネルギーに関する遍歴を見てみると、疑問に思う点、納得する点が見つかりました。『持続可能性』と言う言葉一つを頭において物事を考えるだけでそれほど見方が変わるのかと驚かされました。また、快適を犠牲にしないということが持続可能性にとって必要不可欠だということはこれから重要な課題になると感じました。今回の企画には、レポート宿題のヒントがえられたらいいなという下心もあって参加しましたが、私が想像していたよりも得たものが多かったです。次回の企画もとても楽しみです。
④Hanae Yokoo
今回現場の雰囲気を感じつつの参加の機会ありがとうございました。workshopやQAの集約、書き起こしランダムですみません。COVID-19のもたらす経済、環境の状況、グループワークのお菓子の消費について、pangarooさんのシェアなど、ちょうど復活祭のタイミング:Easter =新しくなるという解釈と重なり、新たなヒントを頂きました。
オンラインでまた世界と繋がり、心理的な閉鎖感から解放されました!休校中の高校生、大学生にとってもこの様な企画でしっかり学び合うchanceを大切にして欲しいです!小玉さん、西村さん、皆さまお世話になりました。
⑤相原直生
先日は参加させていただきありがとうございます。自分の中の常識の一部が壊せるような考えを吸収できました。特に、生ごみを減らすためにミミズを飼育するという考えには自分の生活の中に入れることは考えたことがないです。地球の循環の中に人の生活を馴染ませるには、やはり他の生物との相互関係が重要ではないのかとかねがね思索していたのですが、また一歩確信に近づくことができました。今後も、このように自分の道行きのヒントとなりそうな機会がございましたら、また参加させていただきます。
⑥渡部まお
私は1番印象に残っている話は、堀さんがしてくださったパンを買うときの話です。今の日本では、パンを買いに行くとほとんどの商品が一つずつ小包装されています。それも、プラスチックの袋で。
しかし、堀さんは環境問題を考えて自分の袋に入れてもらうなどの工夫をしています。
私は、この話を聞いたときに、環境問題を改善していくにはもっと身近なところから意識していかないといけないんだと思いました。私も、環境問題がどうとか口では言っているにもかかわらず、具体的に何をしているかと聞かれたら自信を持って答えられるようなことはありません。だから、この講座をきっかけに、プラスチックの使用量を減らすなどできることを一つひとつ増やしていきたいです。
⑦Chika Yamamoto Wolfson
先日は参加させていただき、ありがとうございました。
西村さんのプレゼン、コロナとその後、そして持続可能性の考え方について、想像しやすく、またワークショップ型ということで、新しい視点や考え方への示唆に富み、とても楽しかったです。
Zoomで世界を繋ぎ、世代も繋ぎ、今ある課題に新しい風を入れ挑戦していく。
そんなワークショップでした!
これからもぜひこの素晴らしいコラボレーションを楽しみにしています!
先日は参加させていただき、ありがとうございました。
西村さんのプレゼン、コロナとその後、そして持続可能性の考え方について、想像しやすく、またワークショップ型ということで、新しい視点や考え方への示唆に富み、とても楽しかったです。
Zoomで世界を繋ぎ、世代も繋ぎ、今ある課題に新しい風を入れ挑戦していく。
そんなワークショップでした!
これからもぜひこの素晴らしいコラボレーションを楽しみにしています!

※講演中のスライドは西村さんの許可を得て、アップしています。

《 お知らせ 》
 今回のStay Home Project!に参加できなかった方のために、今回の視聴会を行いたいと思います!
日時:4月18日(土) 15:30~
方法:zoomを用いて
 視聴会に参加したい方は、NPO法人アースウォーカーズ代表小玉直也までご連絡お願いします。

《 第4回 Stay Home Project!は・・・ 》
 次回は戦場ジャーナリストの志葉玲さんをゲストにお招きします。たくさんの方の参加をお待ちしております!詳細が決まり次第告知するので今しばらくお待ち下さい。
日時:4月19日(日) 15:30~

では、また次回zoomでお会いしましょう!!
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文責:白鷗大学教育学部3年 中村永遠

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