2020年2月23日日曜日

どるふぃんプレゼンツ 第9回 福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!がスタートしました!

文責:宮崎大学一年 藤石拓秀
   宮崎大学二年 榎戸雅基
どるふぃんプレゼンツ 福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!が今年も始まりました。
東日本大震災が発生してから毎年行われているこのプロジェクトも今年で9回目になります。今年は体調不良や新型コロナウイルスへの不安から今回の参加を見送るご家族もありましたが、15名・5家族の参加になります。
福島から東京へ向かう新幹線の遅延で飛行機への搭乗が時間ギリギリになるというハプニングもありましたが、全員無事に宮崎行きの空の旅を楽しむことができました。
宮崎空港の到着口では宮崎の大学生含むボランティアがお出迎え!笑顔で参加者をお迎えしました。
その後は宮崎で行われているプロ野球・Jリーグキャンプの特設ブースを見て回りました。
子どもたちは学生たちとボール遊びをしたり、各団体のユニフォームなどと写真を撮ったりして緊張がほぐれたようです。
 宮崎空港に着いた後、堀切峠に訪れました。福島が宮崎まで長旅だったにもかかわらず子どもたちはエンジン全開で遊んでいました。子どもたちが草木や葉に触れても何も気にかけなくていいことに喜ぶ親御さんがとても印象的でした。
 今回の宿泊所へチェックインをした後、毎年ご協力していただいている天空カフェジールへ向かいました。この時点では学生ボランティアとも親しくなっているように見受けられました。自由に遊ぶ子どもたちの笑顔を見て明日以降一日一日をなるべく楽しく忘れることのない一日へとしていきたいと思いました。
 建物の外に落ちていた葉っぱや枝、石などを楽しそうに拾う子どもがいました。学生にも「あげる!」といって渡してくれるほどいっぱい拾っていました。その子のお母さんにお話を聞くと「普段は今みたいに葉っぱなど自然のものに触らせたりしないから、宮崎ではそのことに気を遣わず子どもたちに遊ばせてあげられる」と嬉しそうにおっしゃっていました。自分たちに何気なく手渡してくれた小さな葉っぱにも宮崎で保養を開催することの大きな意味を感じました。
ご飯の前に宮崎センター合唱団の有志の方々がきれいな歌声で福島の子どもたちを歓迎してくださいました。10分ほどの時間でしたが建物内に響き渡る歌声に子どもたちも聞き入っていました。
夕食にはオーガニックの食材を使ったバイキングをいただきました。茎の素揚げやにんじんでできたエビフライなどとてもおいしいご飯にお母さんたちもビックリ!去年参加したご家族だけでなく今年から参加するご家族や学生もおいしく頂きました!
 ご飯の後は青島サンクマールで温泉に入らせていただきました。少し熱めのお湯でしたが子どもたちは外に出て体を冷ましたりしてリフレッシュできたようです。ありがとうございました。
 今回の来んねキャンプでは前半の宿泊先をコインランドリー・どるふぃんの社長幸森さんが暖かい家をご用意してくださいました。ベランダからきれいな海が見れる内海の家を貸していただきありがとうございます。明日からの楽しい旅を夢見て今日は床に就きます。
〈担当の自己紹介〉
 宮崎大学農学部1年の藤石拓秀です。皆からはじいしと呼ばれています。防災に興味があったこと、大学での時間を有意義に使いたいことからアースウォーカーズに入りました。よろしくお願いします
 宮崎大学工学部2年の榎戸雅基ことえのっきーです。来んねキャンプの参加は今回で二回目ですが子どもたちが外で気持ち良く遊べてお母さん方にもフレッシュできるよう初心を忘れずに頑張ります。今日はあるお母さんから京都の幼稚園へ留学という形で通学をしたというお話を聞きました。京都のママさんたちがボランティアで福島の親子を支援しているそうです。日中はお子さんを幼稚園に預けるためお母さんは下の子と京都観光を楽しみリフレッシュできたそうです。その話を聞いて自分の立場からできる形の支援をしているという事がすごいなと思いました。宮崎に住む大学生という立場で自分にできることは何か、来んねキャンプを通して見つけられたらいいなと思います。

編集:宮崎大学二年 榎戸雅基

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