2017年2月21日火曜日

福島の子どもたち2日目は宮崎最南端の串間市を満喫! 


文責:さとぴー(宮崎国際大学2年)
    阿部青葉(宮崎大学2年)

宮崎に来んねキャンプ2日目です。

2日目は完熟きんかんたまたま収穫体験からスタートしました。

完熟きんかんたまたまの開発者の古谷さんのご協力のもと収穫体験をさせていただきました。
子どもたち、保護者の方々はきんかん収穫が初めてだという方がほとんどでした。
みんなワクワクしていたのか一生懸命収穫していました!

ほのかちゃんは「楽しい!」とすごく収穫を楽しんでいました。

保護者の三浦美穂さんは「なかなかできない体験ですね。一生に1度の体験です。人生で最初で最後かも」と子どもたちが楽しんでいる姿をにっこり見つめていました。

完熟きんかんたまたまを食べたみなさんは「甘い!」、「美味しい!」と口にしていて、完熟きんかんたまたまの甘さにびっくりしていました!
実際に私も食べてみると、とても甘くジューシーでした。

みなさんたくさんのきんかんを福島に送ったり、持ち帰ったりしてとても満足していたようです。




次に自然の馬がいる都井岬に向かいました。

誰が最初に馬を見つけられるかの競争では、「見つけた!」と窓に張り付きながら一生懸命馬を探しておりとても楽しそうでした。
展望台は風がとても強かったですが、お構いなしに走り回ったり、お兄ちゃんに肩車をしてもらったりしていました。



その後、川崎船長さんや漁師さんが、美味しい串間取れの宮崎ブランド地頭鶏の炭火焼や鯛の丸焼き、お刺身、鯛とハタハタのお味噌汁、お米を用意してくださりました。

参加者の難波さんは「下の子にはこんなに新鮮なお刺身を食べさせたことがないです」ととても喜んでいました。
みなさん、お箸が止まらない様子でぺろりとたいらげていました。


漁師さんたちの魚料理を堪能した後、ゆめ牧場に向かいました。

ゆめ牧場では、子ぶたと子ヤギと触れ合いました。最初はみんなぶたやヤギにおびえていた様子。しかし、あっという間にヤギに餌をあげたり、触ってみたりして、楽しんでいました。


さあ、次はウサギと触れ合いに行こうと意気込んでいたところ、
あいにくのどしゃ降りに断念。少し残念でしたね。

晩御飯は「森の足湯カフェ ぱちゃママ」でいただきました。
オーナーの九鬼丸さんが心を込めて考えてくれた、”豪華ではないけれど食材などはしっかりこだわった料理”は身体にとっても優しくて、すごく美味しかったです。

普段野菜を食べない子供たちも、野菜たっぷりのスープを沢山おかわりしていました。

参加者のお母さんからのお礼は、所々声を詰まらせながら
原発事故での初期被ばくを防げなかった後悔や福島県民に対する差別に対する思いを話してくださり、「親が下した判断に子どもはついていくしかないからこれからの生活でベストをつくしたい」という思いを伝えてくださりました。

そして最後に美味しいご飯と作ってくれたぱちゃママの皆さんに感謝の言葉を伝えました。

明日は、北郷保育園の子どもたちと交流します。楽しみですね♪





以下、小玉直也
福島の子どもたち2日目は宮崎県串間市へ!
キンカンたまたまの開発者の古屋さんの農園に行って収穫体験。
子どもたちもママもパパも楽しそうに、ちぎりたてを食べながら、あっという間の1時間。
そこから、都井岬を訪問し自然の馬を見にいくも、風がめっちゃ強くて、体重の重い私も飛ばされそうに!笑
海心の川崎さんの招きで、昼食は鯛の丸焼き、刺身、宮崎ブランドの地頭鶏炭火焼、味噌汁と串間どれを満喫。
そのあと、ゆめ牧場で子ヤギと子ぶたを鑑賞。子ウサギとリクガメを見に行こうとしたら、土砂降りになり、今年はウサギを断念。
福島には売っていない地元のスーパーに行って見たいとの声もあり、スーパーとむらでショッピング。
夕食を食べる予定の足湯カフェ「パチャママ」に到着した時には雨も上がり、足湯の中で子どもたちが泳ぎだす!
九鬼丸さんのレンコンで作ったハンバーグを始め、野菜づくしの美味しい夕食を堪能しました。
食後のママのメッセージを紹介します。
震災直後、水が止まり、当時6ヶ月の子どもを家で留守番させることができず、おんぶして給水車に並んでいた。
放射能が降っているとも知らず、健康に被害があると当時は思っていたので。。。
その時に浴びた初期被曝の放射能が今では不安で不安で。
ずっと悔やまれて、今は保養がよりどころで。。。。(涙)
私が福島に残ると決めた事、子どもに選ぶ権利がない中、現在はできることを考えて、ベストを尽くして行きたいと日々、保養を探している。
こういう保養の団体に、いつもお世話になっています。
6年過ぎ来年から小学校に上がるので、今後、長期で保養に行くのが難しくなる。。。
福島の子どもが避難先でバイキン扱いされるニュースなどあるが、きょうだいが県外に避難していて、そこで子どもがいじめられたりしてる現状が身近にある。
福島に残るのにモヤモヤしているが、現状で守っていけるよう、今回も保養に参加している。
話がまとまらないですが、本当にありがとうございました。

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