2017年2月25日土曜日

来んねキャンプ5日目 宮崎の子ども達と食べ物を満喫!!

文責:池山奈帆(宮崎公立大学 3年)森谷尚之(宮崎大学 2年)

来んねキャンプ5日目の午前中は、小林市の朋こども園を訪問しました。
昨年も訪れた場所でしたが、今年もとても凄かったです!!

最初に、朋こども園の子ども達による歓迎の歌を歌ってくれました。
この日の天気は、あいにくの曇り空でしたが、福島の子ども達をずっと前から来るのを楽しみにしていたかのように、元気いっぱい歌っていて、それを聞いて感動の涙を流している福島から来たいお母さんもいました。

本堂の神様にお祈りをみんなで捧げた後、近くの広場に移動して、子ども園のみんなと土まみれになりながら駆け回ったり、土を触って、手や服が汚れたりするまで遊びました。
お母さんたちは、わが子が元気に遊んでいる姿を見ていたり、楽しんでいる様子をカメラでパシャリと撮ったりしていて、服が汚れたのを困惑しながらも宮崎でなきゃできないことをさせることが出来たことをとても喜んでいました。
その後、朋こども園の園庭に移動して、遊具やおもちゃを使って遊びました。

気温が寒い中でしたが、それにも負けない子ども達の元気いっぱいすぎる姿がとても印象的でした。
普段、福島ではなかなか外で遊ばせるのを拒むとおっしゃっていたお母さんも、ここでは子どもを自由に遊ばせることが出来たので子どもだけでなく、お母さんたちも十分に楽しめたと思いました!
また、あるお母さんが「朋こども園は、先生の教育が良いからあんなにも子どもがのびのびと出来るのでは」と褒めていました。

それを聞いて、子どもの教育のあり方もこれから子どもが成長していくうえで大事だなと学生ボランティアとして考えさせられました。

最後に、無農薬のイチゴなどが振る舞われました。
ホントに甘くて参加者みんな笑顔があふれていました。

お昼は、泉の鯉さんを訪問しました。

まず、到着後子供たちはイケスの中にある鯉に11人餌あげをしました。
餌やりが初めての子ども達もいて、鯉の力強さに圧倒されていたようでした。

その後、鯉のお刺身、お味噌汁、そしてマスの焼き魚をご馳走になりました。
鯉のお刺身初体験のお母さんは、普通のお魚とは違って不思議な食感だったと話されていました。

子ども達も、鯉のお刺身やお味噌汁を美味しそうに食べていて良かったです。
泉の鯉で昼食を頂いた後、イーヴィレッジに行きました。

オーガニックな食材やランチが食べることが出来るお店でお母さんたちはそれぞれ欲しい商品や気になる商品を見ていたり、買ったりしていました。

食材について気をつけているお母さんも今回の参加者に多く、福島にもオーガニックな食材を扱うお店がもっと増えてくれたらいいなと、おっしゃっていたのが印象的でした。

短い時間でしたが、各々満足できた時間でした。

午後からはえびのにある、西田農園さんに伺いました。

西田さんは、毎年来んねキャンプの際に、この訪問だけでなく、卵やお米なども準備してくれています。

子ども達は、バスから降りるとすぐにヤギに近寄っていったり、田んぼのそばを走り回ったり元気いっぱいでした。
まず、餅つきをみんなでしました。
子ども達も11人順番に杵を一生懸命に振り下ろしていました。
つきたてのおもちと、焼き芋、回転焼きなどお昼ご飯の後なのにお腹いっぱいになるおやつをご馳走になりました。

食べたあとには、人参収穫をしました。

みんな放射能を気にすることなく、土に触れて、何本も何本も人参を抜いていました。

抜いた後はその場で洗って丸かじりを、みんなでしていました!
お母さん達も福島では絶対に土なんて触らせないけど、何も気にせずに当たり前のように触って、その場で収穫したばかりの野菜を食べるなんて夢のようと、話されていたのも印象的でした。

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