2週間の期間で20人募集しようと思っていたところ、最初の4日間で定員を超える26人から申し込みがあり、ニーズの高さに、あらためて福島の深刻さを痛感しました。
生地を丸く広げ、野菜やウィンナーなどの具材を包丁で切ってきれいに並べ、18枚のピザを作っていきます。 作った順番に外にあるピザ釜で焼き、次々出来上がる焼きたてのピザを食べました。めっちゃ美味しいピザで笑顔いっぱいに。
直前に宮崎から届いたトウモロコシをゆで立てで食べ、ライフのパンも含めて宮崎の味をみんなで堪能しました。
食事が終わったころにはそれまで降っていた雨があがり、外でサクランボ選手権。 サクランボを一つ食べて、そのタネを口の中から飛ばし、飛距離を競うという遊び。
小学校一年生から順番にチャンレジ、子どもたちは盛り上がり、最後は大学生やお父さんも参加して楽しいひとときになりました。
with優さんは日曜日の休みにもかかわらず、アースウォーカーズのサポートをしていただきました。本当にありがとうございました。 宮崎から届いたキュウリと山形のサクランボを手に集合写真。
そこから15分ほどバスで移動して大森山公園での外遊び。 前日からの大雨があり午前中も雨だったので、公園より児童館の方がいいかスタッフ間で話し合って、どちらがいいか子どもたちに聞くと、全員公園に行きたい!と笑顔で手を挙げてくれました。
公園では、いくつか水たまりがあったものの、問題なく遊べる感じでしたので、芝スキーや遊具で遊んだり、一気にテンションあがって盛り上がっていました。
この公園には車が入れない自転車練習用の広場があり、今回は自転車を5台準備して子どもたちの自転車教室も開催しました。 福島で自転車の練習をすると転倒した時に手が地面に付き、放射能に触れるのが怖いというお母さんの一言から始まったこの企画。
子どもたちは大喜びで自転車体験をしました。 その中でも、一人の少年が何度か乗ったけど、上手く乗れず怖いと言っていました。そのお母さんも「福島ではなかなか練習させられないんです」と語っていました。大学生が一緒になって自転車にまたがり、何度か挑戦するとバランスが取れ走り出しました。
その子は、本当に嬉しかったのか、そのグラウンドを何週も何週もグルグル回り、喜んでいました。 その子のお母さんは、いろんな事に自信が持てなかった息子だったらしく、今回、笑顔で「お母さん一人で自転車に乗れた〜!!」と胸に飛び来んだ時に浮かべた涙は忘れられません。
子どもたちの成長にアースウォーカーズが少しでもサポートできたのが本当に良かったと、私の目にも思わず涙が溢れていました。 今回の企画は、2月に宮崎に来んねキャンプに参加した、母親の押山さんと米沢出身で福島大の栗田くんと2人で直前までの準備の奮闘があり実現できました。
アースウォーカーズでこれまで取り組んできた、未就学児を対象とした「福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ」に参加した母親の「小学生の子どもたちもサポートできないんですか?」という声から始まった今回の企画は、宮崎県の東日本大震災復興活動支援事業に申し込み、その委託を受けて実現しました。
福島の子どもたちのサポートを宮崎県の委託事業として山形県米沢市で取り組むアースウォーカーズも、画期的な一歩を踏み出しました。
この事業は10ヶ月限定となっているので、来年以降も継続できるように皆さんのサポートをお願いします。 バスでの移動で約7万円かかるので、参加者から1000円×20人で毎回5万円を別途必要とします。 アースウォーカーズのワンコインマンスリーサポーターを米沢保養分として100口、別途集めることで継続できるようにしたいと思っています。ぜひ、1口の人が周りに広げてもらったり、2口お願いしながら、福島の子どもたちのサポートをお願いします。
ワンコインマンスリーサポーター会員の詳細はクリック!
アースウォーカーズは未就学児対象の宮崎に来んねキャンプ、小学生を対象とした毎月の米沢プロジェクト、中学生をオーストラリアへ、高校生をドイツへと各世代の福島の子どもたちのサポートを継続できるよう引き続き頑張りますのでよろしくお願いいたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿