2014年6月7日土曜日
エネルギーシフトの進むドイツに学ぶ
文責:宮崎大学2年 コガケイ。
今日は、宮崎国際交流協会主催のドイツまなび塾講演会「ドイツにおけるエネルギーシフトについて」に参加してきました。
宮崎市民プラザの会議室が定員の40名を超える参加者で補助の椅子まで必要になるくらい参加者があふれました。
この講演会では、宮崎市の職員でもあり、Earth Walkersの活動に参加されているドイツ出身のサシャ・クリンガーさんが講師となり、ドイツ政府が作成した資料を基にして、再生可能エネルギーを導入しているドイツの取り組みについて話をされました。
ドイツでは、福島の原発事故以前から国民が脱原発を掲げて声をあげ、国が率先して原発エネルギーに頼らない再生可能エネルギーを導入しています。
何よりも、ドイツでは国民自らが声を上げ、それが政府の政策を変えていることに驚かされました。
そして、日本では国策や政治に関して、なかなか声を上げにくい現状があることを感じさせられました。
そしてこのエネルギーシフトは、21世紀に我々が環境と経済を融合しながら生きていく上で必要不可欠な政策であり、日本も早くこれを取り入れるべきであると感じました。
そして、後半にはEarth Walkers代表の小玉代表が福島の高校生をドイツへ派遣して、現地の高校生と交流をするプロジェクトに関して話をされました。
ドイツでは戦争や環境やエネルギーの問題に関して、たとえ負の遺産であっても隠したりせずに、学生が主体的に意見を出しながら学んでいるそうです。
それを聞いて、日本も教育の中でそれらの問題に関して、話し合ったり考えたりする時間を設け、学生や若い人々が社会に関して関心を高めるきっかけを作るべきと思いました。
私自身、Earth Walkersの活動を通して、社会問題やエネルギー政策などの問題に対して目を向けるきっかけになっているので、活動が非常に有意義な時間となっています。
最後には、ドイツのエネルギーシフトや日本がドイツから学べることに関して、約6人ずつ6つのグループに分かれディスカッションをしました。
最後のディスカッションの発表では、エネルギーシフトは急にはできないので、一人一人が日ごろから考えなどを見直し、段々脱原発へとシフトするべきだ。といった意見や
原発やエネルギーの問題に関しても、マスコミを鵜呑みにせず、自分で知り考えることが大切だ。などといった意見が出されました。
終了後、参加者のみなさんから、アースウォーカーズへのご支援を多く寄せて頂き本当にありがとうございました。
国際交流協会の皆さん、今日はこのような会を開いていただき本当にありがとうございました。
最後に、本日から今年度のドイツ高校生交流プロジェクトの参加者募集と寄付のお願いをアースウォーカーズのホームページで開始しました。
ぜひ、ご一読下さい。
http://earthwalkers.jp/global/fgep14.html
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