2021年10月17日日曜日

stay home project 第66回



 アースウォーカーズのオンライン講座の梅ちゃんからのレポートが届きました。

講師に佐々木正明さんを招いてオンライン講座を開催しました.
佐々木さん自らがまとめた記事を見ながら今大会が残したレガシーについて語ってもらいました.東京オリンピック・パラリンピックでは阿部兄妹の柔道での同時金メダル獲得や日本最年少のメダリストの誕生など,数々の異例な出来事が起こった!
紹介してもらった出来事の中で,僕が特に興味深かったのはテニスプレイヤーのジョコビッチ選手がラケットを観客席に投げ入れたことです.
テニスは精神が不安定になる選手が多いスポーツだと感じていたのでこの出来事もそう珍しくないことだと思っていましたが,無観客ゆえに起こったことと踏まえると過去では考えられなかった出来事だというのがよく分かりました.
佐々木さんが考えるレガシーはずばり睡眠!アスリートの中で関心が高まっていて,スポーツテックという言葉が日本でも浸透し,今後私たちの生活に関わってくるだろうと語ってくれました.
グループディスカッションでの感想交流では様々な意見を聞くことが出来ました.中には男女や国籍,健常者と障害を持つ選手のボーダーがどこまでなくなるかが楽しみだと言っていた方もいました.
僕はオリンピックに関心があるわけではなかったので,今大会もすべてを見てはいませんでした.が,佐々木さんの講演を聞いて,世界が変わるかもしれない出来事が起きていたことに驚きました.グループディスカッションでも人と意見を交換したことで,僕だけでは出てこなかった気づきを得ることが出来ました.
文責:宮崎大学1年うめちゃん(梅田優哉
追伸:小玉直也
私自身、オリンピックが始まる前に300人くらいだった東京のcovid-19の感染者が一気に1,000人を超え、3,000人を超え、5,000人を超えていき病院がパンクして医療崩壊になった事。その中で亡くなった多くの方々とその遺族の思いを考えれば今でも開催すべきで無かったのではないか?という思いもあります。
もちろん、オリンピック参加者が感染者を増やしたというデータは無いのですが、それまでステイホームして国内外の旅行を控えていた中で、急に隔離を受けず国内にはいって行動する人たちも報道され、国内の人たちも緩んでいく中で感染者が増えて次々命が亡くなっていったので本当に心中複雑です。
同時にオリンピック・パラリンピックが始まり、多くの方々が感動しコロナ禍でふさぎ込んでいた日々を前を向かせていき生きる希望になった方々がいるのも事実です。
そして、Masaaki Sasakiさんは産経新聞で海外の特派員を歴任しモスクワ支局長でソチ五輪を取材、リオデジャネイロ支局長の時にリオ五輪を取材し、本社運動部次長、社会部次長を務め、いよいよ部長が近くなってきた今年の3月に退職し4月から大阪の大和大学の教授として教壇にたっています。
そんな佐々木さんとアースウォーカーズの出会いは東京オリンピック・パラリンピックでの音声SNSclubhouseでの応援ルームでした。
佐々木さんの解説がなかったら私もパラリンピックをここまでみてなかったかもしれないです。本当に深いところで選手一人一人をみつめ報告する佐々木さんに感動もしました。
パリ大会へむけ東京で観れなかった現地での観戦を検討している自分の変化に佐々木さんにそして選手のみなさんに感謝です。

0 件のコメント:

コメントを投稿