12月25日、福岡市のふくふくプラザにて、ドイツプロジェクト報告会を開催しました。
アースウォーカーズで、今年の夏にドイツへ行った福島の高校生の内、2名が報告をしました。
震災や原発事故後の事を現地で伝えた経験や、日本と現地の文化や教育などの違いを学んだことなどを報告しました。
報告の中で、沢山驚いたことや衝撃を受けたことがありましたが、その中で2つを紹介します。
1つ目に、日本とドイツの教育に関する意識の差についてです。
ドイツのある州の高校では物理の授業の中で、放射能に関して半年もの長い間、ディスカッシンなどをしながら学ぶそうです。
日本では福島の原発事故後にもそのような教育は行われておらず、あらゆる社会問題に関する意識の違いや、教育の仕方のギャップを痛感しました。
ただ、今回、初めて福岡でのドイツプロジェクトの報告会を通じて、高校生からそのような報告がなされたことで、私たちの意識も少しづつ変わるといいなと思いました。
2つ目に、自ら英語で報告に挑戦しようとする高校生の自身に満ちた懸命な姿です。
小玉代表からの話にもありましたが、アースウォーカーズのドイツプロジェクトでは、引率の大人が修学旅行のように全て現地で案内したりないそうです。
参加している高校生がそれぞれ役割を持ち、今日の午前の移動ルートの案内と訪問は誰仕切る。という風に決めているそうです。
その中で、実践的に英語力や現地の方とのコミュニケーション力をつけるのかなと思いました。
加えて、報告会を聞いた私は、ドイツへ行く前の高校生の姿を知りません。
しかし、海外で実践的に動くことで、今回の高校生のように自身を持って意見を述べたり出来るようになるのかなと思いました。
さらに、日頃よりアースウォーカーズに協力して下さっている、グリーンコープさんや九州ろうきん労組の方々を初め、45名近くの方に参加頂き、会場は席が一杯になりました。
また、会場では51個分のチョコ募金が集まりました。
ご参加ご協力頂き本当にありがとうございました。
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