5月13日と14日に学生と社会人の方を含めた4名で、熊本地震の被災地でボランティア活動を行ってきました.
アースウォーカーズとしての現地入りは6回目になり、私も2回目となりました.
今回は益城町のボランティアセンターに入り、そこに上がっている住民の方からの要請の中から、ボランティアの人数を調整してグルーピングし、活動を進めるという形でした.
私は13名のグループで地震によって壊れてしまったやや広い民家に行き、ガレキの片づけや家屋の解体などを行いました.
午前中は家屋の離れの解体を行った他、木材やアルミ、鉄などに分けて集積所へと運ぶ作業などをしました.
1つ1つの木材や資材も次々に軽トラで運ばれていく中で、本当は家主の方の大切な家であったものが、今回の2度に及ぶ大地震で一瞬でなくなり、それが廃棄されていくのが悲しかったです.
しかしながら、何度も熊本に入ってボランティアをされている方が、「今日は非常に暑いが、梅雨になる前に終わらせないと、余計に片付かなくなる.」と言われていました.
同時に、悲しんでいる暇もなく、震災後にどんどん進めないといけないことがあるという事も実感させられました.
午後になると並行して、普段から住まれている本家の方の解体を行いました.
家は半壊しており、家主の高齢者の方が自分で重機を使って木材を壊し、それをボランティアが運んでいくという作業でした.何よりも、家主の方が自分で自分の家を壊していく姿を見て、私自身も言葉を無くしてしまいました.
しかしながら、前述通り、いつまでも悲しんでいる暇は現地の方にも我々にもないんだ.と感じました.
半日で13名で作業をしても、半分近くしか作業は終わりませんでした.
ゴールデンウイークや休日以外でのボランティア不足が問題となっていますが、これからもまだまだ人手が必要であることを実感しました.
まず、ライフのパンの提供があり、それを避難所やボランティアセンターの皆さんに届けました.
また、車中泊の方の支援をされている「よか隊ネット」さんやピースボートさんに、炊き出しや避難所での調理に使えるゴム手袋を届けました.
これからますます暑くなるので、食中毒などに気を付けて炊き出しを進めていくべきと感じます.
さらに、宮崎市社協で預かったお菓子を益城町のグランメッセ、総合体育館、飯野小学校、熊本市のB&G体育館など4つの避難所に届けました.
最後に、4月14日の最初の前震から1か月近くが経ちました.
都市部と山間部の復興の進み具合の差をも感じ、今回足を運んだ益城などでも、まだまだ支援やボランティアが必要であることを感じました.
今は就活中ですが、落ち着いたらまたボランティアに参加したいと思います.
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