2014年10月29日水曜日

宮崎学園短期大学学園祭


10月25日、26日に宮崎学園短期大学学園祭が行われました。
今回は、東日本大震災の写真展を行いました。


 東日本大震災から3年半がたち、遠い宮崎では報道が少なくなり、記憶が薄れてきているなと感じています。もう一度思い返して、同じ失敗を繰り返さないようにしなければならないと思います。

 学祭ではたくさんの方に来ていただき、福島の現状を話すことができました。
短大は、保育科がメインの大学です。子どもたちのために、何かをしたいという思いの強い人たちがたくさんいると思います。そんな人々をもっと集めて、たくさんの手助けが出来るように、私ももっと頑張りたいと思います。今回は短大生としては私だけでの写真展でした。来年はもっとたくさんの人と一緒にこの写真展をしていきたいです。


写真展を見に来てくださった学生の感想を紹介します。
予想以上にひどい状況だと感じました。私は直接現地へ行っていないので、テレビやこういう機会しか見られないので、改めてこういう現場を見て、心が痛みました。
子どもたちが、短冊に病気のこと、地震のことを願っていることを知り、心境がどんなものか伺えるものでした。

子どもたちは、普通だったら「プロ野球選手になりたい」とか「ケーキ屋さんになりたい」と短冊に願うはずなのに、福島の幼稚園では「大人になるまで、びょうきになりませんように」とか「長生きできますように」と、短冊に書いていました。
そんな苦しんでいる子どもたちを忘れないように、この写真展の開催の意義を実感するとともに、宮崎から出来る支援を継続していきたいと、あらためて思いました。


 この写真展を行ったことにより、少しでも震災を見返すきっかけ作りができたと思います。
被災地にもう一度目を向け、たくさんの人と人とがつながっていってほしいです。


文責:田代 茜(宮崎学園短期大学2年)

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