文責 遠矢聖仁
今日は宮崎大学図書館にて被災地報告会が開催されました。
この間、新入生歓迎のチラシ配布やサークル紹介のスピーチなどでアースウォーカーズを知った新入生7人を含む15人の学生らが参加しました!
僕は11月のどんぐりプロジェクトで初めてボランティアに参加して、まだ半年経っていません。
今回の様な宮崎大学ので報告会に参加するのは、初めてだったのでとても楽しみでした。
まずはスライドを使った小玉さんの被災地の話があり、初めて福島入りした時の当時の状況の話は緊迫した様子を感じました。
レントゲン1回が50μSV被曝する中、当時の事務所の中ですら1年間でレントゲン100回被曝に相当する数値だったそうです。
食べ物に含まれる放射線量の上限の基準値が変更され不安もあったり、健康に与える影響など曖昧になっている内部被爆の問題など現在の福島の現状の話に、新入生たちはうなずきながら真剣に聞き入っていました。
その後、時枝さんによる写真や映像を流しながらの「福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ」報告では、子どもたちが笑顔になっている話などに触れ、宮崎にいても東北の支援ボランティアが気軽に出来る話に共感が広がっていました。
後半で、福島県在住の主婦の野口さんとテレビ電話を繋ぎました。
一度避難をしながらも福島にもどりそこで生きて行く事を決めたことなど現地の生の声に、参加した学生からは涙が出そうになったという感想も語られました。
そんな中、農学部の一年生が野口さんに質問するなど新入生の積極性にも驚かされました。
最後にみんなで感想を出し合ったのですが、新入生は震災時、中3の卒業の時で、いろんなイベントが中止になったり、テレビの映像に衝撃を受けたりと、当時の様子を生々しく語り合いました。
そんな新入生が報告会終了後、アースウォーカーズに次々入ってくれ、みんなのボランティアに対する意識の高さや行動力にうれしいだけでなく、感動しました。
今回の説明会を通して、僕を含めそこに参加してくれた学生さん達みんなが改めて震災について思い出し、現地の人たちの気持ちになって色んなことを考えるきっかけになったと思います。
三年経った今でも苦しんでいる人達がいる福島の現状を知り、自分たちにできることやしていかなければならないことを再確認出来ました。
今日の短時間で伝えた事すらもほとんどの人達が知らないのが現状で、これからももっと多くの場所で伝えて行くべきだと思いました。
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