12月7、8日、名古屋、岐阜でドイツプロジェクトの高校生の報告会を開催しました。
昨年に引き続きチェルノブイリ救援中部の方々に企画していただき、12月7日は名古屋市のブラザーミユージアムでの開催でした。
翌日8日は岐阜市の命とくらしを考える会ぎふの方々が企画していただきました。
名古屋での高校生たちの報告は涙しながらの報告で、会場の人の心を打ちました。
質疑応答に続き、交流する場もあり、思い思いに発言し高校生も受け答えていました。
福島県教育委員会からも兼子さんに参加していただき、メッセージを伝えてもらいました。
夜の懇親会でも話はもりあがり、翌日の岐阜での報告会へと2日続けての報告&名古屋観光でした。
高校生たちも久々の報告でしたが、数十人の参加者の前で堂々と、福島、そしてドイツでの経験を伝え頑張っていました。
これから、九州や関西を中心に報告会があるので、ぜひご参加下さい。
http://earthwalkers.jp/
以下、高校生の感想です
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戸川華恵 福島南高校1年
私は今回、名古屋と岐阜で行われた報告会に参加しました。
私が思っている以上にたくさんの方のご意見や考えを聞くことが出来て貴重な体験になりました。
主にエネルギーのお話をしましたが、震災体験や今の日本のことなど多様な分野で自分とは違った答えを聞いてより1層考えることが出来ました。
途中で話している内容が分からなくなったり、脱線してしまったりしましたが、会場の皆さんが真剣に話を聞いてくださって本当に嬉しかったです。
報告会の後に行ったお食事会の時も報告会の時は出来なかったお話を聞くことが出来て良かったです。
普段はあまり話さない分野なので凄く頭を使い、考え、話し、疲労感はありましたが、達成感のような自分の中の成長を感じることが出来ました。
今回の報告会にご参加してくださった方々にはとても感謝しています。
これからも自分の体験を、学んだことをたくさんの方とお話できるよう、そしてそれを活用していけるよう努めていきたいです。
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蛭田里桜 立命館慶祥高校1年
今回名古屋と岐阜の報告会に参加してきました。
まず名古屋の報告会に参加して、最初は何を話せばいいか上手く話せるかとても心配でした。結果案の定上手く話せませんでした。
しかし、名古屋の報告会に来てくれて方達が報告会のあと「高校生でこんなに素晴らしい経験ができて良かったね」や「震災の時の状況を詳しく知れて良かった」などと言ってくださり伝えることは大変だったけど報告会に参加して良かったなと思いました。
また、名古屋の報告会に来てくださった方と連絡先を交換してこの報告会の後にも福島の事などをお話したり名古屋での活動を聞いたりと人と人との繋がりも広くなりました。
そして、何より私が名古屋の報告会で1番考えなければなと思った事は自分の考えだけではなく色々と新聞やネット、ニュースなどで調べて自分の考えと違う所はどこか、また自分の考えが偏っていないかを考えることが大切だと思いました。
次に岐阜の報告会に参加して名古屋の報告会ほど緊張はしなかったんですが、名古屋の報告会を踏まえてさらに自分の考えが広がり岐阜の方達には自分が新たに見つけた考えを伝える事が出来ました。
また、報告会の後の質疑応答の時間で「原発はあった方がいいと思いますか?」など難しい質問を受けて、改めて原発って使い方によればメリットもデメリットもあるからどちらの方がいいんだろ?など自分でも考えることができて新たな発見につながりました。
今回名古屋と岐阜の報告会に参加して、名古屋や岐阜の方達が福島の人達よりも震災や原発について関心が深くて、私たちが福島で住んでる人よりも多くの知識がある事に驚きました。
それと同時に私たちがいかに震災や原発について考えや知識が薄れているかという怖さも感じしました。
私は小学校1年生で震災を体験してギリギリ震災のことを覚えている年代だと思っています。
なので、これから私達が日本中そして世界中に福島の事を伝えていかないといけないと思いました。
報告会に参加してくださった皆さん今回は私たちの経験を聞いていただきまた、私に新たに考えや知識を深められる時間を作っていただきありがとうございました。
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