2024年10月5日土曜日

【今年もドイツから高校生たちがやってきた】

 アースウォーカーズでは毎年「福島を伝え、再生可能エネルギーを学ぶ 福島 ドイツ高校生交流プロジェクト」と題して福島の高校生をドイツに派遣するプロジェクトを継続しています。

福島の高校生たちの震災体験や福島の復興の様子など高校生たちのスピーチは、毎年多彩に報告!
そんな話を聞いたドイツの高校生たちが自分たちの目で福島を見てみたいと声をあげ、ドイツの高校生たちが先生たちを動かし、学校を動かし、日本の学校や団体や企業や政府関係者を動かし昨年はじめて実現。
今年はその第2弾としてドイツの高校生たち13人が福島にやってくる。


昨年訪問した日本政府環境省の川又課長の話が好評だったので、今日も川又さんを訪問して日本のエネルギー政策、原発事故後とその後の現状など報告を聞き入る。


高校生からの最初の質問のアレックスさん「今日のようなお話は日本の学校で生徒たちはどのように学ばれてますか?」
いきなり確信をつく質問。
話の感想や疑問や詳しく深掘りしたい内容ではなく、原発事故後のエネルギー転換を学校教育でどう学べるシステムがあるのか?
そんな質問は日本の高校生からは、いや、大学生や私たち大人からもなかなか出てこない気がする。

しかし本来の教育のあるべき姿を垣間見て、日本の中での弱点とドイツの高校生の意識に改めてドイツの高校生から学んだ日となった。
その後も次々手が上がり、川又さんには丁寧に答えてもらいました。


そして興味深かったことがその後に起きる。
質問はいくつか受け川又さんは
『では最後の質問ありますか?』
というとドイツ人教師のドミニク先生が質問し、それに答えて、川又さん
『では今日はありがとうございました。。。。』
と締めようとすると
一列目の男子高校生が手を挙げ、さらに質問に川又さん
『では最後の最後の質問を聞きます』と続き


それに返答して終わろうとすると、1列目の女子高校生のレオニさんが手を上げながら質問を言い始める。


川又さんも、
『では最後の最後の最後の質問を受け付けます』と丁寧に答えてもらう。
そうすると、その答えにさらに同じ女子高生が深めたい内容を質問を勝手に始める。笑
川又さんも
「最後の最後の質問に応えます」とわかりやすく解説する。
このやりとりもドイツの高校生にもあっぱれだし、川又さんも丁寧に答えて頂き感謝でした。
Kotaro Kawamataさん本当にありがとうございます。
今日はこれから都内観光です。
アースウォーカーズのドイツプロジェクトは今年も福島の高校生をドイツに派遣します。